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2006/9 |
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今年の夏休み、皆さまいかがお過ごしでしたでしょうか。
私はといいますと、なんと３６年ぶりに北欧に旅行に行ってまいりました。
新しい作品づくりの構想を練る旅でもあります。
著名な作家や芸術家の方々も旅をしながら作品づくりの発想をするとか。
私も真似をさせていただいています。
1970年にはじめてヨーロッパの地を踏んだ、想い出のコペンハーゲン。
著書で紹介させていただいたのですが、自分で昔のことを思い出して書いているうちに、
「あ〜、また行きたいな」と思うようになったのが今回の旅行先選択のきっかけでした。
ストックホルムも同じく３６年ぶり。
夜中の１２時まで空が明るく、お日さまがなんとなく日中も低かったです。
地図を広げますと、北緯６０度。
日本でいいますと北海道どころか、サハリンも通り過ぎ、
カムチャッカ半島の付け根あたりの緯度になります。
かなり北ですね。
白夜も体験。慣れないせいか、うっかり夜更かししてしまいます。
それにしても、現地の人たちはいつ寝ているのかしら？と思うくらい賑やかでした。
きっと、長い冬から解きはなれて短い夏を堪能しているのでしょう。
メタルビーズを手がけるきっかけとなったヨーロッパとの出逢いの思い出の旅。
初心を思い出すことができました。
また新たな作品づくりに励みたいと思っています。
2006年9月
Yoshiko
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